接客販売、一日店長体験

こんにちは!福祉ぷらす合同会社の鬼追です。

福祉ぷらす合同会社では、放課後等デイサービスと連携し職業体験を行う日を不定期ですが設けています。

今回は、地域のお祭りにお店を出店して一日店長になって接客販売を体験しました。

対象者は中学1年生の男の子♪

普段から放課後等デイサービスに通っており、日々学力アップの為に勉強も頑張っています。

しかし、働くのに必要なのは、笑顔や言葉遣い、気配りな等のコミュニケーション能力ですね。

それでは、職業体験の練習や当日のようなをお伝えさせて頂きます。

お店をするにあたって必須要件は「お金の計算」!!

写真のようなテキストを用いて、商品の値段⇒お預かり金⇒おつり⇒硬化枚数の流れで必要な計算を行いました。

一通り計算してもらいましたが、あくまでSST!社会参加するのに暗算は必須ではございません。

わからない所や曖昧な所は、物を使ったり、人に聞いたりと弱点を補うことも工夫の一つです。今回は電卓を使いました。

次にお店のルールの把握:魚つりゲーム

魚3匹釣って裏に書いてあるポイントの合計を計算して、景品大・中・小をお渡しする。です。

当日は暑い中、朝からブースの設営や景品の仕分けなどで開店準備に追われました。

暑い・・・

そして10時になりお店が開店です。

開店前から沢山のお客さんが並んでおり、始まるやいなや大忙し

お金をもらって、おつりの計算、ルール説明、景品誘導など

一度に多くのこと行うスキルが必要になります。

複数人の対応は難しいようですが、一人一人丁寧に最初から最後まで対応は完璧でした。

そしてもう一つ大事なのは、お祭りに参加している人の気持ちを知ること!

幾分かのお金を渡して、お祭りの参加者としても体験してもらいました。

バルーンアートやコイン落とし、フランクフルトなどお店を回り、

帰ってきた時には「コイン落とし、あれは入らんわ・・・」と落ち込んでました:笑

4時間という長丁場を乗り切り最後まで店長をやりきる姿勢に感動です♪

もちろん課題も沢山あります、作業は丁寧にこなしますが

作業に集中し過ぎて、お客さん対応に笑顔がなかったり声が小さかったりという点を

今日の事を次回に生かす為の、本人とフィードバックも行いました。

そして最後に今日のお手伝い料を渡しました。

自分で初めて働いたお金、お金の大切さや働く意味などを感じてもらえたらいいですね♪

職業体験イベントのアンケートでは「お店をやることが楽しかった。」と働く楽しさは感じてくれたようです。

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